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へら鮒用語集
【ア行】
アオコ
夏場の水温が高いときに水面が緑色になることを言う。こうなると水中の酸素が少なくなり、へらの食い気も悪くなる。

アゴバリ
ハリ先の返し部分のこと。へら鮒釣りにはアゴのないスレなしハリを使うのが原則。

アタリ
ウキが動いたときのことをアタリと呼ぶが、へら鮒がエサを食ったときの動きを決めアタリと呼び、ハリスに触れたときはスレアタリと呼ぶ。寄っているへら鮒のすべてに食い気があるわけではなく、動きも千差万別なので、スレなのか、決めアタリなのかを見極めながら釣ることが、この釣りの醍醐味。

アタリ返し
スレアタリと判断して見送ったときに、動いた元の位置までに戻る間に出るアタリ。見送って、戻るまでにアタリが出ないのはハリにエサが残っていないケースが多い。そんなときにはエサを軽く5〜6回練って持たせましょう。

アワセ(合わせ)
ウキのアタリに合わせて竿を上げる行為。へら鮒はエサを口の中に吸い込んだとしてもハリスなどの異物を感じるとすぐに吐き出すので、向こうアワセではまず釣れない。決めアタリを識別して、一瞬の内にアワせなけばならない。アワセが強すぎるとラインブレイクの原因となる。

アワセ切れ(合わせ切れ)
アワせた瞬間にハリスが切れたことをいう。これが続くようなら、へら鮒の型とハリスの太さがマッチしていないということなので号数を上げる。

アワヅケ(泡づけ)
水中から出る泡のこと。へら鮒が出す泡は2〜3mmと、プツ、プツ小さい。

生きエサ 
動物性の生きた餌のこと。キジ、赤虫、サシなどがこれに当たる。へら鮒はプランクトンが主食と言われているが、時期によっては少量の生き餌も食う。ゲームフィッシングとしてのへら鮒釣りでは、生き餌を使わないのが鉄則で、禁止されている。

イッカ(リャンコ)
一荷と書く。へら鮒釣りの仕掛けでは2本バリが原則。その2本のハリに同時に2尾の魚が掛かった状態。

居着き場(いつきば)
へら鮒の固まっているポイントのこと。

イトズレ(糸ズレ)
魚が寄りをみせてエサの周りを泳ぎ回ると、道糸やハリスにも触れることでウキが動くこと。イトズレすれば、当然ウキは動くので合わせればスレになってしまう。その動きを一瞬で判断して見送らなければならない

イト鳴り(糸鳴り)
大型魚がハリ掛かりして強い引きをみせると、空中の道糸が振動してウナリに似た音を生じることがある。この現象を糸鳴りという。
糸鳴りは道糸が楽器の弦のような状態で起こるのだから、空気中にある部分が長いほど生じやすい。新べらなどの横へ横へと走る強烈な引きのときに出る音。

イトフケ(糸フケ)
仕掛けがピンと張られずにたるむことをふけるという。仕掛け全体が張っていなければへら鮒がエサを食ったとしてもウキに伝達されない(イト電話の原理)。また、穂先からウキまでの間のミチイトが浮いている状態のこともそう呼ぶ。

入れ食い(イレグイ)
空振りなしでへら鮒が釣れ続くときのこと。また、入れパク(イレパク)ともいう。

打ち込み
エサを打ち込むこと。へら鮒釣りでは毎投同じ位置にウキを立てて寄せながら釣ることが大切。

ウドン(うどん)
わらび粉やタピオカなどを加熱してハリ持ちを良くした固形物のクワセ。厳寒期にはなくてはならないエサである。

ウドンセット
上バリのバラケで寄せて、下バリにはウドンを付けて食わす。動きが鈍くなる厳寒期のベーシックな釣り方。へら鮒の大型化が進み、夏場でも混雑して食いが渋ると、この釣り方が有利になる。

ウマノセ
馬の背で、水底が馬の背中のように盛り上がった部分のことをいう。水底が変化に富んでいるところだから回遊路となる。

ウワズリ(上ズリ)
へら鮒がエサを追いかけ、エサの位置よりも上へ移ること。その原因はエサにあり、その日の状態に合ったバラケ性を探り当てる。

上バリ(うわばり)
へら鮒釣りの仕掛けでは長短2本のハリが一般的だが、その短い方のハリのこと。

上バリトントン(うわばりとんとん)
底釣りのときにエサが付いていない状態で、上バリが地底にやっと付いている状態のこと。完全底釣りではこのタナよりも浅くしてはいけないルールになっている。

エサ付け
ハリヘエサを付けること。ボウルのエサが付け方次第で少しは変わります。へら鮒の寄っている濃さに応じて付け方を変化させます。寄せを意識するときは角バラせて軽くハリ付けし、水中で抵抗を強くしてバラケ性をアップさせる。寄りすぎてエサ持ちが悪いときは丸く綺麗にハリ付けする。

オカッパリ(岡っぱり)
岡釣りのこと。陸釣りともいう。

オカメ
焼麸を1辺3〜5ミリに角切りにしたもの。夏場、混雑時の野釣りの定番の釣り方。 

オサエコミ(押さえ込み)
底釣り時のハリスが湾曲しているときに出る、モゾッと1目盛以内のソフトに入るアタリのこと。

オダ
水中の障害物のことをオダと呼ぶ。オダ釣りはオダの周囲を釣る釣りで、寒中の風物詩として知られ、ことに手賀沼のオダ釣りは大型の出ることで知られている。

オチコミ(落ち込み)
オモリが先にタナに届き、この後にハリスがユラユラと落下して張り切るまで間のこと(ウキが立ってナジみ切るまでの間)。

オデコ
一枚も釣れないこと。

オトシコミ(落とし込み)
ウキの立つ位置へエサを打つこと。エサ、続いてウキを同位置へ落とすように打つからこの名が出た。こう振り込むことで、落下途中でバラけた粒子もハリのエサに向かって落ちていくので、筒状に寄せることができる。

オモリベタ
流れが早いときの釣り方。オモリが地底に付いた状態で釣ること。ウキが沈没する重いオモリを付けてトップが水面に出てくるのでウキを上げていく。

オンドマリ
川や細長い沼などの末端部。行きどまり。

【カ行】
掛かり(カカリ)
水中にあって仕掛けが引っ掛かる障害物のこと。

カケアガリ
水中の傾斜面のことで、足元から沖へ深くなっているところ。底釣りでは好ポイントとされる。逆に沖が浅く、手前が深いところは逆カケアガリと呼ぶ。

カタ(型)
釣った魚の大きさのこと。

カタズラシ(片ズラシ)
下バリだけが底へ着いた状態。段差の底釣りがこれにあてはまる。

カッツケ釣り
オモリから60cm以内での宙釣りのこと(ウキのすぐ下にハリスがあるときはハリスカッツケと呼ぶ)。

カラアワセ(空合わせ)
アタリがないのに、エサがまだハリに残った状態で竿を上げて、打ち返すこと。

カラツン(空ツン)
アタリがあるのに合わせても掛からないことを「カラツン」という。この原因は、エサを一度は吸い込んだが異物と感じ、短い時間で吐き出されたり、ハリスに体が触れたときの糸ズレと思われる。魚影の濃い管理池ほどカラツンが多い。

完全底釣り
底は切らずに、両バリを地底に付けた釣り方。

決めアタリ
食いアタリのことを決めアタリと呼んでいる。「サワっている割には決めアタリが出ない」という言い方で使う。

食い上げ
底釣りで、タナのズラシが大きいと決めアタリが消されて、エサを食ったまま地底からハリが持ち上がり、その重さがトップから消されるので、設定したエサ落ち目盛よりも下の目盛が出ること。

グラスムクトップ
トップの中で一番浮力が弱くナジミ幅が出やすいので、ハリスが動いている間に決めアタリが出るような状況のときに使う。

グルテン
マッシュに繊維の強いグルテン粉を配合したクワセエサだが、秋の新べら放流時期になれば両グルテンがいい。 グルテンを水溶きして焼き上げたのが「焼き麸」なのである。

クワセエサ(食わせエサ)
下バリのエサのこと。

経時変化(けいじへんか)
エサが時間が経つにつれ、自然のネバリが出たり硬くなる変化のこと。

外道(ゲドウ)
へら鮒以外の違う魚のこと。

交通事故
1枚釣れたが、それ以降まるっきり釣れないことを指す。

ゴガン(護岸)
川や沼などの岸がくずれないように補強してあるところ。

【サ行】
竿掛け
アタリを待ったり、エサを付けるときに置く竿のこと。使用する竿の尺数に応じて長さを変える。カーボンロッド全盛のいまでも、玉網の柄とともに竿掛けは竹製を選ぶなど、凝る人が多い。

サオ尻
竿の握りの一番下の部分が竿尻。目印として利用することもある。また、仕掛けがその位置よりも長いことを「バカを出す」という。

先調子(さきちょうし)
へら鮒を掛けたときの曲がる支点が穂先に近いものを先調子、支点が中央部近くなのが胴調子、あるいは本調子となる。先調子は硬い竿、胴調子は軟らかい竿となっている。

サソイ(誘い)
セット釣りや底釣りなどで、竿先を引いたり、沈めたりしてウキを動かすことを、「サソう」とか「サソイをかける」と呼ぶ。動くものに反応を示す、魚の習性を利用したテクニックのひとつ。一般的に両ダンゴのときはサソイは掛けない。

サワリ
へら鮒が寄ってきたときの水流でオモリやエサが動くと、トップが僅かに上下する動きのこと。決めアタリが出る前に何らかのサワリがウキに表れている。このサワリの量、動き方で寄っている濃さを判断してエサを合わせていく。

山上湖(さんじょうこ)
標高の高い、または山に囲まれた湖のことを山上湖と呼ぶ。

地合(じあい)
へら鮒がジワジワと寄ってきて、釣れるペースが上がったときに「地合が出た」という。 

シズ
オモリのことで、おもに関西方面の呼称。

下バリ(したばり)
2本のハリのうちの下のハリのこと。セット釣りではこの下ハリスの長さが重要になる。

地べら
放流魚に対して、もともとその場所で生まれ育ったへら鮒を地べらと呼ぶ。しかし、どの釣り場も自然繁殖は難しく、放流されてから3年以上経った魚のことも「地べら化した良型」などと呼ぶ。

尺上(しゃっかみ)
へら鮒の30cm以上のものが尺上。

ジャミ
クチボソ、ヤマベなど、エサをつついてまぎらわしいアタリを出す小魚の総称。

芯残り
エサがハリのフトコロに残る状態。あまり芯残りがいいエサだとハリ切れが悪くなり、ウワズリを招く。

巣離れ(すばなれ)
厳寒期、深場で群れで固まっていたへら鮒が、春の気配を感じると産卵の準備のために、その越冬場所を離れて浅場へ移動する。その行動が巣離れである。

ズラシ
底釣りでハリスが寝ている状態のこと。上バリトントンを基準に、深くした分だけを「何cmズラシ」と呼ぶ。

スレ
口以外の体にハリ掛かりすること。

セット釣り
両方のハリに違ったエサを付ける釣り方をセット釣りと呼ぶ。上バリにはバラケで寄せて、下バリには持ちのいいクワセ。夏場はヒゲセット、冬場はウドンセットが一般的な釣り方。

ソクセン(側線)
へら鮒の魚体の両側の頭から尾へかけて、点々と線のようなものがみえる。これが側線で感覚器官となっている。

底釣り
エサを地底に着けた状態を底釣りと呼ぶ。

底バレ
底釣りで、掛けた瞬間にバレてしまうこと。地底近くでバレると、その魚が暴れて、周りにいた魚が驚いて散ってしまう。


【タ行】
タッチ
エサの硬軟、粘りの程度、水分の多少など、エサの状態全体を指で摘んだときの感触のこと。だが感じ方は人それぞれなので、言葉で聞くより、釣れている人のエサを触ってみて、同じ感じのタッチにすることがエサ合わせの近道。

タテサソイ
セット釣りのとき、重くて大きなバラケでウキをわざと沈没させて、竿を軽く上げてトップを水面まで出したら、元に戻すと、トップはまた沈もうとする際に出るアタリを狙う。エサを上下に動かすことによって食い気を誘う釣り方。

タナ
へら鮒が回遊しているラインのことをタナと呼ぶが、釣っている最中はエサがある位置をタナともいう。

段差の底釣り(段底)
上ハリスは短く、下ハリスは60cm前後で、上バリは宙、下バリは底へ付けた釣り方。厳寒期のへら鮒の寄りが悪いときの釣り方の一つ。 

チモトを押さえる
ハリスとハリのジョイント部分。エサ付けの際、しっかり持たせたいときはここに強く圧をかけたり、綺麗に付けること。

宙釣り
エサが中層にある釣り方が宙釣り。なかでも底近くの深いところを釣るのは深宙釣りという。

チョーチン釣り(チョウチン釣り)
穂先から30〜50cm下にウキがある釣り方のこと。竿とウキが近く、掛けた瞬間の衝撃がダイレクトに伝わるので、釣趣がある釣り方として愛されている。

釣り台
陸釣りに使う台のことで、携帯に便利なように折り畳み式になったものが多い。

手返し
エサ打ちの速度のこと。「手返しが早い」とか「遅い」という言い方をする。手返しの早さは重要なポイントだ。

胴調子(どうちょうし)
竿の曲がり具合のことで、全体が大きな弧を画くようにしなる曲がりを胴調子の竿という。先調子(硬い)と対比される語である。

床釣り
関東の底釣りを関西では床釣りという。関西独特の釣り用語。

トップ
ウキの目盛が付いているところをトップと呼ぶ。このトップが水中でのへら鮒の動きを伝えてくれる。その季節、釣り方にあった種類、太さを使うことでエサ合わせが分かりやすくなる。夏場は寄りにエサが負けないように重くしたり、ネバリを強くするのでそれを支えるため1.2mm径以上の太さを使う。厳寒期のへら鮒の動きが鈍く、寄りが少ないときは、いるいないが分かりやすい1mm径以下のトップを使う。釣り方で種類を変えることも大切で、ナジミ際の早いアタリが出るようなら、ナジみ込みがいいムクトップを使い、しっかりナジませなければアタリが出ないようならパイプトップでナジミ幅を安定させる。

取り込み
掛けた魚を竿を操作して、玉網に納めるまでを取り込みという。水面に出してから、口の中にハリが入っているかを確認してから玉網ですくいましょう。水中ですくうと、食っていたとしても、スレだったのではと誤解を受けてしまう。

ドン深(ドンブカ)
釣り座の真下から急激に深くなったところ、あるいは非常に深いところ。

トンボ
タチ(水深)を示す道糸につけた目印のこと。多くは木線糸を結んでマークとする。ウキ止めゴムの補強として、トンボを下に付けると動きづらくなる。

【ナ行】
中通しオモリ
ナツメ型で、糸を通す穴のあいているオモリが中通しオモリ。主にバランスではウキが流されてしまう流れのある釣り場で使用します。
へら釣り用では0・5号から2号までが多く使われ、流れの速さに応じて使い分けます。

長ハリス
60cm以上のハリスのこと。

ナジミ幅
設定したエサ落ち目盛より、エサの重さで沈んだ間のこと。何目盛くらいナジませているのか重さの参考にする。

握り(ニギリ)
竿の一番下の太くなったところで、手で持つ部分。

根掛かり
水底のオダなどの障害物にハリが引っかかることを根掛かりという。

乗込み(乗っ込み、のっこみ)
へら鮒が産卵のために浅場へ突っかけて来るのが乗込み。必ずしも浅場でなければいけないことはないが、藻や水草は太陽光を透過しやすい浅場に繁茂するから、へら鮒は必然的に浅場に集まることになる。

野釣り
釣り堀、菅理池の釣りに対して、自然のなかでの釣り場が野釣り。だが、最近はダム湖の釣りなどで、どちらともいえない例が多く、区別は判然としないこともある。

【ハ行】
パーマ
道糸やハリスがヨレてらせん状になってしまうこと。

バカ
仕掛けのオモリが握りより下にした状態を「バカ何cm出せば底が取れた」などの会話となる。